母集団解析が多すぎる
自分の研究対象の疾患では報告がない。
この背景の患者では報告がない。
だから、私たちは(例数は少ししか集められなかったけれども)母集団解析を実施しました。
結果は、既報の代表的な(多数例による)解析結果と大きな違いはありませんでした。
従って、今回の私たちの研究はとっても貴重です。ただし、例数が少なかったので今後のさらなる検証が必要です。
そんな学会報告がわんさとあって、「まるで日本の学会における母集団解析の報告数のようだ」という比喩が成り立ってもいいんじゃないかとさえ思う。
まとめて、大きな研究とすればいいのにね。
少数例の(プロでない人たち実施する)母集団解析なんて、信用しないし、使えない。そもそも、使おうと思っても、そんなのがあること自体、当の本人以外には知られていないから使いようがない。