車輪を発明する

ファーマコメトリクス・モデリング研究所

rpois() 関数の非再現性について

set.seed() 指定してあっても、ある条件下で rpois() によるポアソン乱数発生結果が再現しない。
set.seed() で種を指定した上で、平均パラメータベクトルを与えてポアソン乱数を発生させる。
次に、また同じ種を指定した上で、別の平均パラメータベクトル(ベクトルのサイズは同じ。平均値が異なる)を与えると、結果の乱数が途中から異なってくる。初めのうちは同じなのだ。途中から以降はすべて異なってくる。場合がある。いや、この現象は再現できた。
考えるに、rpois() の中で、別の乱数発生ルーチンが呼ばれており、それが呼ばれる回数が平均パラメータの値次第で異なっているのだろうか。もしそうだとすると、この現象は説明がつく。
今のところ回避する方法が見つからない。こういうことが起こる(起こりうる)と意識した上で臨むしかない。