車輪を発明する

ファーマコメトリクス・モデリング研究所

解析の記録をつける

ノートを取る、ってことです。何をやったのかすぐ忘れる。本当にすぐ忘れる。1 ヶ月経つと確実に全く覚えていない。
どういうふうに覚えていないかというと

  • どのファイルがどのモデルかがわからない(もちろん、プログラムを見て、その前後との差分を確認すれば、何を意図したモデルなのかはわかるのですけれども)
  • どのファイルが最新なのだろうか? 全くわからない。ファイルのバージョン番号とファイル日付との順序が整合していない。
  • なぜそのモデルを検討しようとしたのかがわからない。
  • そのモデルの結果は有意なのに、どうして、以降で採用していないのかがわからない。あるいは逆に、有意には見えないのに以降で採用されているのはなぜだろうか。
  • ここはある程度網羅的に探索すべきところであると思うのだが、ある組み合わせの検討がされていない。意図して実施しなかったのか、それとも単に忘れただけか。

もっともっとある。一言で言えば、「流れがわからない」、それに尽きます。
ノートに手書きしていくのが一番だと思う。フォーマットを気にせずに記載できますから、余計な気を遣わずにすむ。
しかし、電子的に記録を取ることにもメリットはある。画面のキャプチャを取っておくことで、記憶の助けになります。図表も簡単に残しておける。
だから、うまい具合に併用すればよいのですね。



(数週間後の自分という)他の人に見せるために、記録はちゃんとしておきましょう。
完全に、自分への自戒だ。