車輪を発明する

ファーマコメトリクス・モデリング研究所

新しいプログラミング言語を学ぶ(ことと英語を学ぶことと)

新しいプログラミング言語に取り組んでいます。といっても、MATLAB なんですが。ずいぶん以前に少しだけ使っていましたが、再開です。行列の扱い方が Python と(というか Numpy と)結構似ていて、その点では楽。しかし細かいところは当然違うので、一行一行、調べながらプログラムを書いています。インデックスが 0 から始まるか、1 から始まるか、でもっと苦しむと思っていたのだけれども、意外と(まだ)そうではない。それ以前のところで苦しんでいるからでしょうか。
(あ、Numpy が MATLAB の構造を参考にして設計したのですかね)
(matplotlib はその名の通り MATLAB の plot の構造を再現することを狙っていましたからね)

英語を書くときだって、これくらい苦しんで、一行一行徹底的に調べるべきなんだと思う。読むときだってそうだ。雰囲気で読み書きしてはいけない。プログラムをそんな風に書いたら絶対に動かない。

そう、プログラムだと目標が明確だし、ダメならプログラムはすぐに拒絶されるから自分で「正解」に辿り着きやすい。「正解がある」とも言える。だからとにかく「動く」まで調べる必要があるし、「動く」というゴールがあるからやりやすい。
英語でもそういう面はあるはずだ。表現したいものが必ずあるのだ。それを表現できるまで調べて、苦しむべきなのだ。「正解」にたどり着けたのかどうかは自分自身ではわからないけれども、書いた英語が「それっぽい」かどうかはさすがにわかるくらいに経験は積んでいる。だから、せめてそのレベルまでは苦しんで書くべきなのだ。途中で投げてはいけない。こんなところでいいか、ではダメだ。言いたいことが書き切れていないけれども、自分の英語力ではこれが限界だから、これで良しとしよう、ではダメなのだ。甘えてはいけない。妥協してはいけない。逃げてはいけない。